anyadraの日常

anyadraの日常を伝えていきます。

人生第2章

前回の記事で本年の振り返りをしたが、改めて考えるとあの終わらせ方で良い1年ではないような気がした。

 

そこで今回はきちんとこの1年を振り返ってみることにした。ほとんど自分語りをするだけになるであろうが、最後まで適当に読んでくだされば幸いである。

 

タイトルの通り、この1年を総括すると人生第2章の最初の1年だった。もちろん人生は連続した時間の流れの中にあるものなので明確に章を分けることは難しいのだが、自分の中では昨年で第1章が終わったと思っている。

 

まずは昨年までの第1章を簡単に振り返っておくと、この章ではまず将棋という戦場に狙いを定めてひたすらそこで頂点に立つことだけを目指して戦っていた。

 

頂点に立つことは厳しいという現実を突きつけられるとともに戦い方を試行錯誤しながらやっていたが、人生の考え方としてはとてもシンプルだったしやるべきことは割と明確であった。

 

しかし今年からの第2章は違う。この章のテーマは挑戦である。昨年をもって選手としての一線を退いたことで、今後の身の振り方が不安定になってしまった。

 

もちろん完全に戦いをやめたわけではないが、頂点に立つことと人生を良くすることは必ずしもリンクしなくなってしまった。

 

具体的に何を目指すのかがとても難しく、この章では常に将来への不安を抱えることとなる。身の振り方が固まってきたところで人生は次の章に進むと思っているが、正直いつ終わるのか自分でも分からないし、ある日突然終わってしまうものなのかもしれない。

 

ではこの第2章の最初の1年はどうだったのかということだが、自分としてはこれまで頂点を目指すために犠牲にしてきたものを少しずつ取り戻すことができていたと思う。多くの新しい経験をして新しい世界がいろいろと見えてきた1年であったと思うし、来年も引き続き楽しみながら漂流を続けられると良いなと思っている。

 

具体的には、まず将棋に関してはこれまで自分を縛っていたものから解放された結果斬り合い上等の指し方ができるようになった点とこれまでは倒すべきだからあまり仲良くしてはいけないと思っていた(特に若い)人達と仲良くさせてもらった点で新鮮さを感じられた。

 

これまでより純粋に楽しさを感じられるようになった上でさらに強くなれた手応えがあるし、まだ大した結果は出せていないが今後の自分に期待が持てる内容であったと思う。

 

あと余談ではあるが、名前と顔を出してTVに生出演したのは本年随一のインパクトのある体験だった。

 

また将棋以外に関してもこの1年の間にいろいろと手を出して様々な経験ができた。もちろんその経験は必ずしも快楽ではなく時として苦痛を伴うものもあったが、今はその全てが自らの糧になっていく時期だと思っているので今後も引き続き新しい取り組みの中で日々成長していきたい。

 

人生が順調に進めば、来年には少しは身を固める方向に進んでいると思うしそうなるように日々をしっかりと生き抜いていくことを来年の目標に掲げて2023年を締めくくりたい。

 

それでは皆さん良いお年を。

本年の反省

今回は予定より1ヶ月も早く本年のまとめをしていく。

 

本来年末の王座戦を観戦してからこのような文章を書くつもりだったが、先日の結果を受けてこのような運びとなった。内容も全て先日の結果に関するものなので本年の反省というタイトルには合わない感じもするが特別に許してもらおう。

 

既報の通り私がかなり近くで見守ってきた選手達が全国大会行きの切符を獲得できなかったのは、私の力不足でもあり反省点しか残らない結果である。

 

今の私はある意味ではここ5年で最も重い現実に直面しており、同時に全てにおいて行き詰まりを感じている。しかしとりあえず意識的に時間を作って自分の手を動かしてみるしかないと思うのでまずは記事の執筆から頑張っていこうというところだ。

 

とはいえこれは全世界の人に見られる可能性のある文章なので、正直に言うと猫を被ったようなことだけを短めに書いていく。なぜなら私の本心を遠慮せずに書いてしまうと炎上どころでは済まない可能性があるからだ。

 

というわけでここからは本題である、私自身の反省も含めた敗因の考察を行っていく。もちろんいくつかの要因が挙げられるので、それぞれについて順に考えていく。

 

まず第一の要因として負けるはずがないという油断や慢心が挙げられる。これがどの程度の割合を占めるのかは当事者にしか分からないところがあるが、もしこれが最大の要因となるようならひとえに私の指導不足である。

 

私の現役時代には先人から過去の教訓を徹底的に伝えられてきたし、実際私も経験を積んでいくうちに全く緩めずに勝つという意識が強まった。勝つのは当たり前で完璧な内容での勝ちを目指すという意識が全体にあれば、そこに油断や慢心による隙ができる余地はないはずだ。もしこのような隙があったのなら、この教訓をどのように後世に伝えていくのかというところまで私も考え直す必要がある。

 

第二の要因として己の実力の過大評価が挙げられる。これは結構な割合を占めていて私の責任が最も大きいところでもあると考えている。

 

ここでは細かいことには言及しないが、良い結果ばかりに目がいってしまったり偶然良い結果ばかり出てしまったが故に目の前の大きな落とし穴に気付かずハマってしまうのはよくあることだ。これは私自身も人生の教訓として今後に生かさねばならないと思っている。

 

第三の要因として体調管理が挙げられる。これは今回の結果の最大の原因かもしれない。こちらについてはどうしようもない部分もあるし細かくは触れない。

 

私自身は体調管理が得意な方であるが、これは個人差があるし代理で体調を崩すなどということも不可能なのでなかなか難しい問題であると痛感した。

 

他にも探せばいくらでも要因が挙げられるかもしれないが、短めに書くという趣旨に反するので割愛する。

 

最後にまとめると、今回の結果は受け入れ難い部分もあるが現在の実力を突きつけられたものである。

 

しかし、一般に栄光に辿り着くには苦い経験の積み重ねが必要となるものだ。今回の結果をどう繋げるかが最も重要であり、私自身の今後の課題でもある。

 

まだ今年もあと1ヶ月近く残っているので、日々を大切に過ごしてできるだけ良い状態で新年を迎えたいと決意して終わる。

人生大逆転

これからはただの人として生きていくのだ、そう半ば覚悟を決めて凡庸な学生生活を送っていたある日のこと。

 

突然将棋部に取材したいという相談が来たらしく、OBの1人でしかないはずの私が何故か後輩に呼び出された。後輩の頼みをまさか断るわけにもいかないし、珍しいこともあるものだなあと思いつつ担当の方のお話を伺うことに。

 

どうやら藤井聡太当時七冠が八冠独占に王手をかけ、次の対局がたまたま大学の至近距離で行われるために取材が来たようだ。この時点で、取材の依頼が来たことはかなりの奇跡であると察した。

 

確かに私はタイトル戦の棋譜を見るくらいのことはしていたし、藤井聡太八冠誕生自体は近い将来に高確率で起こる事象だとは思っていた。しかしそれを客観的に見られる外の世界の出来事だとしか思っていなかったくらいには将棋から離れて生きている感覚があったし、それは今後も変わらないつもりだった。

 

今よりもバリバリの現役プレイヤーだった時ですら取材されることは皆無だった私が今後将棋関連の取材を受けることなどあるはずがない、そう思っていた。万が一取材されたら意外に面白い話ができるのではないかとは思っていたが。

 

話は順調に進んで事前打ち合わせを終え、どんな感じで映るのかもよく分からないまま運命の当日を迎えた。朝早くから部室に多くの人が集まり、タイトル戦の一局を最初から最後まで見守るという光景が見られたのはもしかするとこの日が最初で最後かもしれない。

 

どのような取材が行われ、どのような話をしたのかは既に世界中に公開されてしまっているのでここで改めて言及するつもりはない。ただこの日を振り返ると、無意識のうちに緊張していたところもあったと思うが、自分らしく思っていることをそのまま伝えることはできたのではないかと思っている。

 

そして無事に取材を終え、去り際にもし今日八冠が誕生したら明日も取材に来るかもと言われた。半月前には想像もし得なかった光景である。

 

取材終了後も対局を固唾をのんで見守っていた。終始どちらが勝つか分からない展開が続いているように感じていたが、いよいよ決着は最終局に持ち越しかと思われたその矢先に急転直下八冠誕生目前の展開となった。そして大逆転で追加取材が決まってしまった。

 

この日はこれまでにない経験ができた充実感を感じると同時に将棋の難しさ、勝負の厳しさを実感することとなった。この経験の大きさについては今はほとんど実感がないが、今後いろいろと感じる場面が出てくるのかもしれない。

 

無事に次の日の取材も終えて自分としては再び平穏な日常が戻ってきたなと思っていたが、その反響は予想以上に大きかったようだ。完全なる人生大逆転である。

 

しかし今後の自分の人生に対する考え方は大きくは変わっていないし、人生大逆転というのはちょっと大げさな書き方をしてしまったような気もする。

 

むしろ最近は自分自身では結果を全くと言って良いくらい出せていない上に八冠が誕生して取材で思っていることを全て伝えられたので、もう将棋界でやり残したことはないし今以上に将棋から離れてただの人になっても良いなと少し思った。

 

それでも将棋自体はゲームの1つとして面白いし、まだ意外に勝てることもあるのでこれまでとあまり変わらずに今後もやっていきたいと思っている。今回のように人生に意外な展開をもたらすツールになってくれるかもしれないし。

 

大逆転ばかり狙うのではなく、普段は堅実にいくのが自分らしい人生スタイルなので今後もブレずにやっていくと決意してこの一連の出来事については筆を置こう。

社団戦2023

最近、確かに思っていたよりは忙しかったとはいえ(君はどんな暇な生活を思い描いていたのか?)記事の更新が完全にストップしていたのは明らかに自らの怠慢である。

 

という訳で、この場をお借りしてまずは読者の全員にお詫びします。そして祝日返上で執筆していきます。

 

まずは一つ目の本題、今年の社団戦について。

 

本来であれば1日参加するごとに振り返り記事を書くところだが、時間も経ってしまったのでまとめて簡潔に振り返っていく。

 

私はいきなり1部で社団戦デビューすることとなった。全4日間計15局の総当たりだが、初日は私は不参加だったので割愛する。また、以下では個人の成績に焦点を当てて書いていくことにする。

 

2日目 ●●●〇

初戦と3戦目でチームを直接負けに導く敗戦を喫してしまい、この上なく申し訳なかった。社団戦の感覚がいまいち掴めないまま冴えない将棋を連発し、社団戦の洗礼を浴びるとともにはるばる東京まで遠征してきて何をやっているのかという感じだった。

 

しかし自身の3連敗に絶望して迎えた最終戦で超強豪の方に大逆転勝利で勝利打点を挙げ、自分でもよく分からない気持ちに。結果的に遠征自体はとても楽しかった。

 

とりあえずリベンジを誓い、次回の参加を決意。

 

3日目 〇〇〇●

前回は別のイベントがあったので前日入りしていたが、今回は日帰り夜行バス往復を選択。これはこれで人生初の体験で良かった。

 

あまりにも早く着きすぎたので、浅草観光を楽しんでから会場入りした。なぜ東京まで来ていつでも指せるような人と当たるのかと思う場面もあったが、前回の反省点を生かして勝利を重ねることができた。しかし最終戦はどう考えても勝たなければいけない内容の将棋をスタミナ切れでもしたかのような崩れ方で負けてしまった。こういうところが弱い。

 

チームの残留はかなり厳しくなったが、個人成績勝ち越しを目指しつつ1部での思い出を作るべく半強制的に最終日も参加することに。

 

最終日●●〇

旅費をうまく節約できたので、前日入りして久しぶりに同期に会い、翌日にのんびりと東京観光して夜行帰りという珍妙なムーブで参戦した。

 

初戦、自分の将棋の下手さに驚いているうちに負け。勝ち越しに向けて後のない2戦目はどう考えても作戦勝ちのところから飛車角歩だけの攻めを通されてしまうというほとんど経験した記憶のない負け方をした。こんな手順で将棋を負けるんだと驚いた。

 

終戦は思い出作りに普段やらないような強引な攻めを通して勝てたので良かった。結果としてチームは降級となったが、自分が全勝していればギリギリ残留できたかもというくらいだった。

 

全体を振り返ると、確かに厳しい戦いばかりでそこを楽しめた部分も大きいが、負け過ぎてチームを無条件降級に導いてしまい残念であり申し訳なさもある。来年は今年のように熱心に参戦するかは不透明だが、2年後に1部に強くなった姿で戻ってくる決意だ。

 

公約通り総まとめ反省記事を書いたので、切り替えて人生を頑張っていきます。

 

珍しく短文に終わってしまうが、また次の記事でお会いしよう。

親方日記①

お久しぶりです。親方です。最近は情報の収集および発信において重宝していた某SNSの改悪に激しい憤りを覚えているが、新しいツールの開拓をしようにも良いアイデアが浮かばず頭を抱えている。

 

とりあえず時代に合わせて(これでも実はまだ時代遅れという説もあるが)アカウントを作っただけでまともに使っていなかったInstagramを動かそうと思ったが、投稿にキラキラした写真が必須で持ち味の文章力を生かすにはあまり向いていないのが難点である。結局見る専にとどまっているのが現状だ。

 

それはさておき公式の日記は新入生を含む若手が盛んに更新してくれているようで、親方としても大変喜ばしく思うと同時にでしゃばりすぎると完全に老害ムーブとなってしまう私の出る幕はないなと感じている。

 

しかし嬉しいことに私の文章を楽しみにしてくださる方も少なからずいらっしゃるようなので、このブログで親方日記シリーズを始めようと思います。内容は主に親方としての活動報告になりますが、私個人としての近況報告もしっかり織り交ぜていこうと思っています。皆様よろしくお願いします。

 

今回が記念すべき親方日記シリーズの初回となります。内容は4月から7月頭までの活動報告です。さっそく本題に入っていこう。

 

まず4月頭。親方としての初仕事は新歓イベントとして親方チャレンジを始めることだった。内容は新入生及び私との対局数が一定数以下の人を対象に、私に一定の局数以内に勝ったら素晴らしい景品を獲得できるというものだ。ちなみに景品が具体的に何なのかは私にも分からない。幸いにもこんな適当なやり方でイベントとして成立しているのは、多くの挑戦をいただいたがまだ誰もクリアしていないからだ。負けかけた将棋も何局かあったが、結果としては新入生にはまだ一度も負けていないので今後の成長に期待したい。

 

なお親方就任以降既存の部員(チャレンジ対象外)にはポロポロ負けるようになってきており、私自身の情けなさを感じる一方で若手の入部時からの成長を実感できて嬉しくも思っている。

 

喜ばしいことに将来有望な新入生がたくさん入ってくれたので、イベントは成功したと言える。今後が楽しみだ。

 

4月後半からは平日は若手をいろいろな意味で鍛えると同時に自分も若手に鍛えてもらう生活を送った。

 

一方休日は私個人としては大会や研究会に参加し、親方としては個人戦および団体戦の観戦に行った。特に団体戦に関してはいろいろ助言することもあったが、必要以上に介入しないのも親方の仕事と意識していた。

 

個人としては現状大会ではあまり結果が出せていないが、内容的には現役時代より日々強くなっている手応えを感じることができているので引き続き日々の修行をこなしていきたい。

 

親方としては個人戦団体戦ともに部内外問わず若手の皆さんの成長を実感させられた。特に団体戦についてはほぼ全て観戦させていただいたが、会場の熱気を感じて良い刺激をもらえたと思う。

 

現役時代は早く引退して気楽に観戦したいと思っていたが、いざ引退した今になるとまた選手として指してみたいなと思ってしまうのは不思議なものだ。

 

正直観戦したとは言っても個人戦団体戦各1戦ずつ少し戯れ要素も交えながら実況をした以外はあまり盤面を真面目に見ず、ただ会場の空気を味わっているだけだった。ここで実況は(正確性を求めると)対局者以上の実力を要求されるし、対局するよりはるかに疲れるものだということを強調しておきたい。

 

この理由は単純だ。対局者は約2時間で僅か1局だけの盤面を考えていれば良いが、実況者は例えば7人制であれば同じ時間で7局の盤面を考えなければならず単純計算すれば対局者の7倍脳のリソースを使わねばならないからだ。

 

また現役選手は実況の精度が高い人間ほど対局者として出場する機会が多く実況ができないというジレンマを抱えており、私でも局面判断を普通に間違えるくらい実況は難しい。私は日本一正確な実況者を目指しているが、一般的には実況には正確性にはあまり期待せず劇場型で盛り上がる一種のエンタメとして楽しんでもらうのが良いのかなと思っている。

 

結果としては個人戦団体戦ともに全国大会出場を決めており、私が現役時代から蒔いて育ててきた種が花を咲かせ始めてきたのかなと感じている。私事ではあるが先日初の原稿提出を終えたばかりの学会発表と日程が完全に被るという不幸に見舞われ、全国大会の観戦をフルでこなすのが厳しくなり残念に思っている。しかし上手くスケジューリングしてできる限り長い時間観戦に行きたいと思っていることに変わりはない。

 

ここで某OBの方のツイートをほぼそのまま引用し、親方からのメッセージとさせていただく。

 

トリプルアイズ杯、君たちは強いので自信を持って戦ってください。

 

そして私が一度も導くことができなかった表彰台とその先の頂点に到達し、私がいたから表彰台に上がれなかったと言われるようになってくれれば親方としてはこの上ない喜びである。

 

また個人的な話に戻ってしまうが、現役時代は盤上で鬼のような厳しさを見せるだけの関係だった部外の若手にも声をかけられ、某ローカル団体戦に一緒に出て優勝したり観戦に行った会場で練習将棋を指したりしたことには私自身が一番驚いている。親方としての存在感を部外にも放つことができているのだとすれば地道な活動を評価していただいた結果だと思うので、継続が大切だと考えている。

 

そして7月頭の二軍戦にOBチームで参戦した。まず弊部OBだけで2チームも参戦してしまい運営を困らせる大会荒らしになってしまった(?)ことをOBを代表してお詫びします。

 

結果は個人成績9勝0敗と望外の好成績で現役時代の自分を大きく超えましたが、内容的には押されていた将棋も多く若手の強さを肌で感じることができました。また戦術面での新たな発見があったり短い持ち時間での内容の安定感のなさが露呈したりしたので、引き続き修行を重ねて将来の結果につなげていきたいと思います。

 

チームの方は惜しくも入賞には届きませんでしたが9勝3敗(個人成績合計23勝13敗)とOBの底力を見せることは十分に達成できたと思います。OBが景品を攫っていくのは明らかに老害ムーブなので、ある意味最も良い結果になったのかもしれません。しかし、特に最終的に優勝した弊部の若手チームに見事にしばかれてしまったのが惜しまれます。(私自身は親方の意地を見せ辛くも勝利しましたが)

 

総括すると、私自身はひっそりと全ての筋に飛車を振るチャレンジ(最終的には袖飛車と両端飛車以外全て指すことができました)をしながら戦うなどとても楽しむことができました。チームとしてはモチベーションが高まる結果だったので、次の機会にリベンジできればと思います。

 

以上これまでの活動報告でした。今後の予定としては毎週のように大会と研究会が待ち受けているので、これまで今ひとつ抜け出せずにいた親方の枠を超える結果を出していきたい。次回の親方日記(9月末更新予定)で良い報告ができればと思う。それではまた次回お会いしよう。

完全の功罪

いつも私の文章を楽しみにしてくださっている方には長らくお待たせしてしまい申し訳なく思っています。

 

久しぶりに近況報告を交えながら記事を書きたいなと思っていたところで何とは言いませんが先日の衝撃的な事件を受けて現在筆を進めずにはいられなくなっているところであります。

 

では本題に入っていこう。今回のテーマである“完全”について改めて辞書的な意味を調べたところ以下のようなものであった。

 

1.欠けたところや足りないところがまったくないこと。必要な条件がすべてそろっていること。また、そのさま。

2.欠点などのないようにすること。

 

ここで質問だが、次のグループAのゲームとグループBのゲームの違いは何か?

グループA:将棋、チェス、囲碁リバーシ

グループB:麻雀、バックギャモン、ポーカー

 

最も簡潔かつ正確な答えは、グループAのゲームは二人零和有限完全情報ゲームであるがグループBのゲームはそうではないというものであろう。

 

以下では表記を簡単にするためにグループAのゲームを完全、グループBのゲームを不完全であるとして話を進める。これはバックギャモンは不確定ではあるが完全情報ゲームである等の理由で厳密には誤りとなってしまうが、ここではゲーム理論の細かい話をしたい訳ではないのでその点は許していただきたい。

 

細かい話はさておきここで私が皆さんと共有したいのはグループAのゲームは理論上は完全な先読みが可能で双方のプレーヤーが最善手をプレイし続ければ必ず先手必勝か後手必勝か引き分けかが決まるのに対し、グループBのゲームはいわゆる運ゲーと呼ばれてしまうものだということである。(もちろん実力が勝敗に大きな影響を与えるが)

 

では、グループAに属する完全なゲームはグループBに属する不完全なゲームより明確にゲームとして優れていると言えるだろうか?

 

先に述べた“完全”の意味から考えると、明らかにAの方が優れていると思うかもしれない。

 

確かにAのゲームでは負けた場合に必ず自らの選択に敗因を求めることができるし、逆に言えば最善を尽くせば必ず勝つことができる。

 

これはBのゲームでは最善を尽くしても勝てないことが日常茶飯事であるのとは大きな違いだ。私も日々人知れず理不尽な負けに延々と発狂しているので、この意味でAの方が優れているという主張にはとても共感できる。

 

しかし、私はAのゲームとBのゲームに優劣はつけられないと考える。なぜならBのゲームからは次のような超重要な人生のエッセンスが直接的に得られるからだ。

 

不確定な未来を見据え、目の前の最善を追求する。仮に最善を選択できたとしてもそれが必ずしも未来の最高の結果には直結しないことを承知の上で。

 

Aのゲームも誰にも完全なる理論が分からないことによってゲームとして成立しているので、Aのゲームのプレイヤーにとってもこのエッセンスは重要である。しかし私も含めて多くのAのゲームのプレイヤーはこのエッセンスを軽視しがちではないだろうか。

 

最善が必ず勝利に結びつく、だから完全な結論を得ることが全てだ。この完全至上主義の考え方こそが今回の事件の最も根深いところにある原因ではないだろうか。

 

もちろん完全を目指すことは人間が豊かになるためにとても大切な営みだ。だが完全な(と人間が思っている)状態そのものには何の価値もない。真の意味での完全は人間の手には届かないところにあり、そこに少しでも近づこうとするプロセスそのものに価値があるのだ。ここを勘違いしてはならない。

 

今回の事件には個人的に特に残念に思うところが2点ある。

 

まず1点、歴史が繰り返されたことだ。私の目が光っている間は少なくとも大きな事件は起こらなかったが、私が引退した直後に不正による大事件が起こったという流れは今回が初めてではない。

 

この流れは私の高校生時代と全く同じであった。そしてその時と全く同じ感想を持ってしまった。自分たちの代が消えて、大会の質が落ちたのではないか?と。

 

もちろん私も引退したばかりであり今も現役プレイヤーの方々と交流があるので、彼らが勉強熱心で非常に高い実力を有することは身をもってよく知っている。だからこそ心の片隅にでも上のような感想を持たなければならなかったという事実が残念であった。

 

そしてもう1点、今回の事件を起こしてしまった彼はある意味私の弟子のような存在であり、私の目の前では絶対に不正などできない人間であることが分かることだ。これに関しては私が騙されていただけなのかもしれないが、本当のところは分からないし深追いする気もない。

 

このような背景があったために最初にこのニュースを耳にした時は余計に信じられなかったが、事実なら問答無用で破門である。私はとても優しい人間なのでほぼ怒らない反面、私の前で絶対に越えてはならない一線を越えてしまった人間に対しては冷たく突き放して終わりだ。救いの手を差し伸べることも逆に余計に痛い目に遭わせるようなこともない。

 

今回の事件を受けて改めて対策と指導の徹底が課題となったので、これらについての私の見解を述べて今回の記事を締めようと思う。

 

まず指導として弟子達には改めて以下のように伝えた。

 

“残念ながら悪い言い方をすれば今の将棋界隈には藤井聡太とそれ以外しかいないのでたかが学生大会の成績ごときで人生に大差はつかない、でも不正等で人間としての信用を失ったらそのツケは一生背負うことになるから気をつけろ”

 

誤解を生みかねない過激な表現をしてしまったかもしれないが、もちろん将棋界隈が今の藤井聡太1強状態を作り出したことは誰の罪でもない。また他にも素晴らしいプレイヤーが多くいることは承知している。

 

また私は将棋は素晴らしいゲームであると思っているし、だからこそ技術を悪用した競技への冒涜は最も許せない行為だ。

 

もちろん不正は倫理的にしてはならないことだが、仮に倫理観のかけらもなく損得だけで動く人間がいたとしてもその人間は不正という行動を小さすぎるリターンと大きすぎるリスクが見合わず明確に損だと判断して回避できるはずだ。だから今回の不正は私には正直意味が全く理解できない。

 

このように他人の行動は完全には理解できないものだ。だから不正の完全な対策などできるはずがない。正確に言えば、完全な(と思われる)対策をしてもその上をいく手法で不正を犯す者が将来的に現れる可能性が全く否定できない。先にも述べた通り、幻想としての“完全”は大きな罪となりうる。

 

では具体的にどのように対策をすべきか、それはとても難しい問題であり場合によるとしか言いようがない。選手としては運営に最大限協力するのが最善の努めであろう、今の私にはこれくらいしか分からない。

 

将棋界隈は他の界隈(チェス等)に比べて不正対策が遅れているというのは何年も前から言われていることだ。しばらくは今回の事件の衝撃で全員が気を引き締めているところでもあり大きな事件は起こらないだろうが、残念ながら忘れた頃に想像を絶するような不正事件が起きてしまうだろうと私はここに予言しておく。

 

この予言が外れ続け、界隈がさらに発展して全員で幸せになれるようなものになることを願っている。私も少しでも貢献できればと考えて日々の活動を進めていきたい。

 

またしても長く拙い文章になってしまったかもしれないが、私も事件を受けてすぐにこの記事を書こうとしながら内容の息苦しさもあってかなかなか文章がまとまらずようやく今になってなんとか形にできたところなのでご容赦いただきたい。

 

最近人生という不完全情報ゲームであまりうまく立ち回れていない気がするので、この記事を仕上げたことをきっかけにこちらを良い軌道に乗せて次は明るい記事を書けるようにしたい。そのためにすべきことはもう決まっている。

 

不確定な未来を見据え、目の前の最善を追求する。仮に最善を選択できたとしてもそれが必ずしも未来の最高の結果には直結しないことを承知の上で。

棋譜データベース②

2021王座戦

 

先手:金沢大学

後手:私
▲2六歩△3四歩▲2五歩△3三角
▲7六歩△4四歩▲4八銀△3二銀
▲6八玉△9四歩▲9六歩△8四歩
▲7八銀△8五歩▲7七角△7四歩
▲5八金右△7二銀▲3六歩△7三桂
▲3七銀△6四歩▲7九玉△5二金右
▲4六銀△8六歩▲同 歩△7五歩
▲同 歩△6五桂▲6六角△8六飛
▲8七歩△6六飛▲同 歩△4五歩
▲7一飛△6一銀▲6五歩△4六歩
▲7三桂△4七歩成▲6一飛成△4二玉
▲4七金△9九角成▲5六金△8八歩
▲4八飛△4三歩▲7七桂△8九歩成
▲6八玉△8八と▲2二銀△7八と
▲同 金△5一金寄▲9一龍△7六香
▲4四歩△同 歩▲4六香△7七香
▲同 金△5九銀▲同 玉△7七馬
▲4九玉△2七角▲3九玉△4七銀
▲2八玉△1五桂▲5一龍△同 金
▲3九金△3八飛▲同 飛△同 角成
▲同 金△2七金▲同 金△3八飛
まで84手で後手の勝ち

 

先手:静岡大学

後手:私

▲7六歩△3四歩▲6六歩△3二飛
▲6八銀△6二玉▲6七銀△7二銀
▲7七角△7一玉▲8八飛△3五歩
▲2八銀△3六歩▲同 歩△同 飛
▲4八玉△4二銀▲5八金左△3四飛
▲3七歩△3三銀▲3八玉△4四銀
▲6五歩△3三角▲8六歩△5二金左
▲8五歩△6四歩▲同 歩△5五銀
▲7五歩△6四銀▲8四歩△同 歩
▲8三歩△同 銀▲3三角成△同 飛
▲2二角△5五角▲9八飛△3二飛
▲5五角成△同 銀▲6八飛△7二金
▲6六銀△4四銀▲6五銀△6三歩
▲5六角△2二飛▲7四歩△5五銀
▲7三歩成△同 桂▲7四銀△5六銀
▲8三銀成△同 金▲7四歩△同 金
▲8三銀△6五銀▲7七桂△6二玉
▲6五桂△同 金▲7四銀不成△6四金
▲同 飛△同 歩▲8二銀△7二歩
まで76手で後手の勝ち

 

先手:東北大学

後手:私

▲2六歩△3四歩▲7六歩△4四歩
▲4八銀△3二銀▲6八玉△9四歩
▲9六歩△8四歩▲5八金右△8五歩
▲7七角△7四歩▲2五歩△3三角
▲3六歩△7二銀▲3七銀△7三桂
▲7八玉△4三銀▲8八銀△3二金
▲4六銀△6四歩▲3五歩△4五歩
▲3三角成△同 桂▲5五銀△8六歩
▲同 歩△同 飛▲3四歩△同 銀
▲8七歩△8一飛▲1六角△3五銀
▲3四歩△6二玉▲6四銀△6三歩
▲5五銀△8六歩▲同 歩△同 飛
▲3三歩成△同 金▲8七歩△7六飛
▲7七銀△7五飛▲6六銀引△8五飛
▲8六銀△8四飛▲7五歩△同 歩
▲同 銀左△5四飛▲2四歩△同 歩
▲7四歩△3四歩▲7三歩成△同 銀
▲3八飛△2五歩▲3七桂△8八歩
▲同 玉△3六銀▲6五銀△4四飛
▲7四歩△6四銀▲同 銀左△同 歩
▲5五銀△6五歩▲4四銀△3七銀成
▲同 飛△4四金▲4二飛△5二桂
▲3六飛△5五角▲6六歩△同 歩
▲5六飛△8六歩▲5五飛△同 金
▲8四角△6三玉▲7三歩成△6四玉
▲7六桂△5四玉▲6三銀△6五玉
▲7七桂△7六玉▲6八桂
まで107手で先手の勝ち

 

先手:東京大学

後手:私

▲2六歩△3四歩▲2五歩△3三角
▲7六歩△4四歩▲4八銀△3二飛
▲6八玉△4二銀▲7八玉△6二玉
▲7七角△9四歩▲8八玉△9五歩
▲5六歩△5二金左▲5七銀△7二玉
▲9八香△4三銀▲9九玉△5四銀
▲6六銀△3五歩▲7八金△5一角
▲2六飛△3六歩▲同 歩△4五銀
▲6八角△3六飛▲同 飛△同 銀
▲3一飛△2六飛▲3九金△4七銀成
▲8六角△3八歩▲同 金△2九飛成
▲4七金△1九龍▲8八銀打△9六歩
▲同 歩△9七歩▲同 香△8五桂
▲3九歩△1七龍▲4八歩△9二香打
▲2一飛成△7四歩▲2二龍△9八歩
▲同 玉△9六香▲同 香△9七歩
▲同 銀△同 桂成▲同 玉△9六香
▲8八玉△9九銀▲7七玉△9八香成
▲5三角成△4二香▲5四馬△8九成香
▲6四桂△8二玉▲5二桂成△8五桂
▲6八玉△5二金▲8六香△3五桂
▲8五香△4七桂成▲9四金△9三金
▲9五桂△7二銀▲5五馬△7三角
▲9三金△同 玉▲8三香成△同 銀
▲8五桂△9四玉▲7三桂成△7九成香
▲同 金△8八銀打▲同 金△同 銀成
▲8五銀△同 玉▲8六金△9四玉
▲8五角
まで109手で先手の勝ち

 

先手:立命館大学

後手:私

▲5六歩△3四歩▲5八飛△4二銀
▲7六歩△4四歩▲5五歩△4三銀
▲3八銀△1四歩▲1六歩△3三角
▲4六歩△6二銀▲6八銀△7四歩
▲5七銀△4二玉▲4八玉△5二金右
▲3九玉△3一玉▲2八玉△8四歩
▲3六歩△8五歩▲7七角△7二飛
▲7八飛△6四歩▲5六銀△2四角
▲6八角△6三銀▲5八金左△4二金寄
▲6六歩△5四歩▲同 歩△5二飛
▲5三歩成△同 飛▲4七銀引△5四銀右
▲3七銀△5五銀▲9五角△5二金寄
▲7五歩△9四歩▲5四歩△同 飛
▲8四角△5六歩▲7四歩△7二歩
▲4八金上△4五歩▲3五歩△同 歩
▲6五歩△3三桂▲6四歩△2二玉
▲6八飛△6六歩▲7五角△3四銀
▲2六歩△4六歩▲同 銀右△同 銀
▲同 銀△3六歩▲3五歩△同 銀
▲同 銀△同 角▲6六角△5七銀
▲3四歩△同 飛▲4五銀△6六銀不成
▲3四銀△5五角▲3七歩△同 歩成
▲同 桂△3六歩▲3三銀不成△同 玉
▲3四歩△4三玉▲3三飛△5四玉
▲4五銀△6五玉▲3六銀△6八角
▲同 金△3三角▲同 歩成△5九飛
▲4九歩△5七歩成▲7七桂△7五玉
▲5七金左△同 銀成▲3九角△7八飛
▲5八歩△6七成銀▲6三歩成△5一金引
▲7三歩成△7六玉▲4五角△4六金
▲6二と左△4五金▲同 銀△7七玉
▲5一と△3五桂▲3六銀△4七歩
まで128手で後手の勝ち

 

先手:私

後手:早稲田大学

▲5六歩△3四歩▲5八飛△5四歩
▲7六歩△6二銀▲4八玉△4二玉
▲3八玉△3二玉▲2八玉△1四歩
▲1六歩△8四歩▲6六歩△5三銀
▲6八銀△5二金右▲5七銀△8五歩
▲7七角△4四歩▲3六歩△4三金
▲3七桂△1三角▲6五歩△3三桂
▲4六歩△3五歩▲同 歩△同 角
▲3六歩△2四角▲3八金△3四金
▲4七金△2一玉▲3八銀△3二金
▲5九金△4二飛▲4八金上△4五歩
▲同 歩△同 桂▲同 桂△同 飛
▲4六歩△6五飛▲6六銀△6四飛
▲5五歩△4五歩▲3七銀△2五桂
▲5四歩△同 銀▲7五銀△3七桂成
▲同 金上△4六歩▲6四銀△4七歩成
▲同 金△4六歩▲4八金△5七歩
▲9八飛△6四歩▲8二飛△5八歩成
▲同 飛△5五歩▲2六桂△3三金引
▲2五桂△4七銀▲9八飛△4八銀不成
▲同 飛△4七金▲9八飛△3七銀
▲1八玉△1五歩▲3三桂不成△同 角
▲1四桂△1六歩▲1二歩△2八金
まで92手で後手の勝ち

 

先手:九州大学

後手:私

▲2六歩△3四歩▲7六歩△4四歩
▲4八銀△3二銀▲5八金右△9四歩
▲9六歩△8四歩▲4六歩△8五歩
▲7七角△4三銀▲4七銀△3二金
▲5六銀△6二銀▲6八玉△5四歩
▲4八飛△5三銀▲3六歩△3三角
▲1六歩△7四歩▲3七桂△6四銀
▲2五桂△2二角▲4五歩△同 歩
▲2二角成△同 金▲7七桂△8六歩
▲同 歩△7五歩▲6五銀△3二金
▲6六角△7六歩▲同 銀△5五歩
▲7八銀△2四歩▲6五銀△3七角
▲6四銀△同 歩▲4五飛△2五歩
▲8五桂△5四銀▲4四飛△4三金
▲同 飛成△同 銀▲5三金△5二金
▲4四歩△5三金▲4三歩成△同 金
▲4四歩△5三金▲7一銀△7二飛
▲6二銀打△4二玉▲7三歩△9二飛
▲5三銀成△同 玉▲8二金△7六桂
▲7七玉△6五銀▲9二金△8八銀
▲8七玉△6六銀▲同 歩△7七金
▲同 銀△同 銀成▲同 玉△8八銀
▲7六玉△7七飛
まで90手で後手の勝ち

 

先手:徳島大学

後手:私

▲7八飛△3四歩▲6八銀△3三角
▲7六歩△4四歩▲7五歩△3二銀
▲4八玉△4三銀▲7四歩△同 歩
▲同 飛△2二飛▲7六飛△8二銀
▲7七銀△6二玉▲6六銀△7三歩
▲3八銀△5二金左▲3九玉△7二玉
▲9六歩△9四歩▲6五銀△6二金上
▲5八金左△2四歩▲8六歩△2五歩
▲8五歩△4二角▲4六歩△3三桂
▲7四歩△同 歩▲8四歩△同 歩
▲4五歩△同 歩▲7四飛△7三歩
▲8四飛△2六歩▲同 歩△同 飛
▲2七歩△2五飛▲4四歩△3二銀
▲6六角△4六歩▲7七桂△8三歩
▲8五飛△2一飛▲5五角△6四歩
▲同 角△6三金直▲5五角△5四歩
▲6六角△7四歩▲8八飛△7三桂
▲5六銀△6四金▲8四歩△同 歩
▲同 角△8三歩▲7三角成△同 銀
▲6五銀△6三金引▲6六桂△2五飛
▲5四銀△同 金▲同 桂△6四角
▲6五金△5三角▲7五歩△4四角
▲7四歩△8二銀▲6六歩△6三玉
▲7三歩成△同 玉▲8五桂△6三玉
▲7八飛△7三歩▲7四歩△同 歩
▲同 飛△5三角▲8四歩△7三歩
▲7九飛△9二銀▲8三歩成△同 銀右
▲7四歩△同 銀▲同 飛△同 歩
▲7三歩△4三金▲7二歩成△同 玉
▲7四金△6二歩▲8三歩△6一玉
▲8二歩成△5四金▲7三桂成△5二玉
▲6二成桂△4三玉▲6三金△8六角
▲6五銀△4四金▲5二成桂△4五桂
▲9一と△2六歩▲5三金△3三玉
▲2六歩△2一飛▲5四銀△2七歩
▲2五香△2八角▲4八玉△5四金
▲3九銀△同 角成▲同 金△5六桂
▲同 歩△5七銀▲同 金△5九銀
まで152手で後手の勝ち

 

2022トリプルアイズ杯

 

先手:金沢大学

後手:私
▲7六歩△3四歩▲6六歩△1四歩
▲7八銀△3二銀▲9六歩△6二銀
▲6七銀△4二玉▲1六歩△3一玉
▲7八飛△6四歩▲4八玉△6三銀
▲3八銀△6二飛▲3九玉△3三角
▲5八金左△5四銀▲2八玉△2二玉
▲7七角△5二金右▲8八飛△2四歩
▲8六歩△2三銀▲8五歩△8二飛
▲4六歩△3二金▲3六歩△1二香
▲4七金△1一玉▲5六歩△2二金
▲3七桂△4二金▲7五歩△3二金右
▲8六飛△4四歩▲7六飛△7二飛
▲8六角△6三銀▲7七桂△5四歩
▲9五歩△4二角▲5八銀△7四歩
▲5五歩△同 歩▲6五歩△同 歩
▲同 桂△7五歩▲7九飛△5四銀
▲5三歩△6五銀▲7五飛△同 飛
▲同 角△7九飛▲6四角△5六銀
▲5五角△5七歩▲同 金△同 銀成
▲同 銀△3五歩▲6一飛△3六歩
▲6八飛成△4九飛成▲同 銀△4七金
▲3八歩△3七歩成▲同 歩△3六歩
▲同 歩△2五桂▲2六銀△3七金打
▲1八玉△3四桂▲2五銀△同 歩
▲4四角△2六歩▲同 歩△2七銀
▲2九玉△3八歩

まで102手で後手の勝ち

 

手合割:平手

先手:私

後手:北海道大学
▲7六歩△3四歩▲6六歩△4二銀
▲7八銀△5四歩▲6七銀△5三銀
▲7七角△3二飛▲8八飛△6二玉
▲8六歩△7二玉▲8五歩△3五歩
▲2八銀△1四歩▲4八玉△1五歩
▲3八玉△3六歩▲同 歩△同 飛
▲3七歩△3四飛▲8四歩△同 歩
▲同 飛△8三歩▲8六飛△8二銀
▲5八金左△5二金左▲4八金上△6二金上
▲6五歩△4四歩▲7五歩△1三角
▲1六歩△3三桂▲1五歩△2四角
▲2六歩△4五歩▲2七銀△5五歩
▲6八角△3五角▲7七桂△4四角
▲5六歩△5四銀▲8四歩△同 歩
▲同 飛△4三銀▲5五歩△8三歩
▲8六飛△5五角▲5六飛△5四飛
▲1四歩△4六歩▲同 歩△4五歩
▲同 歩△4六歩▲3六銀△1四香
▲1五歩△3五歩▲同 銀△4五桂
▲4六銀△同 角▲同 飛△5七歩
▲5九金△5八銀▲同 銀△同 歩成
▲同 金上△1五香▲同 香△5七歩
▲5九金△6七銀▲6九銀△6八銀成
▲同 銀△4四飛▲8六飛△3七桂成
▲同 桂△4七歩▲5七金△1六角
▲3九玉△2七角成▲3八銀△1六馬
▲1九香△3四馬▲4七金△7八馬
▲4五歩△5四飛▲5七歩△3四銀
▲4六桂△8四飛▲8五歩△9四飛
▲3六金△6八馬▲同 金△3五銀打
▲3四桂△同 飛▲2五金△3一飛
▲1三角△2四歩▲3一角成△2五歩
▲3二飛△3六金▲5三銀△同 金直
▲同 馬△7一銀▲6二馬

まで135手で先手の勝ち

 

先手:私

後手:名古屋大学
▲7六歩△8四歩▲6八銀△3四歩
▲6六歩△6二銀▲5六歩△8五歩
▲7七角△4二玉▲2六歩△7四歩
▲2五歩△3三角▲7八金△5二金右
▲6七銀△2二銀▲4八銀△3二玉
▲3六歩△5四歩▲3七銀△5三銀
▲4六銀△5一角▲3五歩△同 歩
▲同 銀△7三角▲4六銀△3三銀
▲6九玉△4四歩▲1八飛△4三金
▲7九玉△9四歩▲9六歩△4二金上
▲6八角△3四歩▲1六歩△1四歩
▲7七桂△6四歩▲3五歩△同 歩
▲同 銀△3四歩▲2六銀△2二銀
▲2四歩△同 歩▲同 角△4五歩
▲6八角△2三歩▲3七桂△4四銀
▲1五歩△同 歩▲4六歩△同 歩
▲4五歩△3三銀引▲4六角△6五歩
▲5七角△6六歩▲同 角△4六角
▲6八歩△6五歩▲同 桂△6四歩
▲4八飛△6五歩▲3三角成△同 銀
▲4六飛△6四角▲4八飛△3六桂
▲1八飛△1六歩▲1三歩△同 香
▲2二歩△1七歩成▲5八飛△2二玉
▲2五桂△8六歩▲同 歩△8七歩
▲1三桂成△同 桂▲1四歩△6六桂
▲1三歩成△3一玉▲6六銀△同 歩
▲2三と△8六角▲7一角△7二飛
▲4四桂△同 金▲同 歩△7七銀
▲同 金△同 角成▲4三桂△同 金
▲3二銀△同 飛▲同 と△同 玉
▲4三歩成△同 玉▲6三飛△3二玉
▲4三金△2一玉▲3二銀△1一玉
▲1七香

まで129手で先手の勝ち

 

先手:私

後手:広島大学
▲7六歩△8四歩▲6八銀△3四歩
▲6六歩△6二銀▲5六歩△8五歩
▲7七角△7四歩▲6七銀△5四歩
▲7八金△3二銀▲2六歩△6四歩
▲2五歩△3三角▲4八銀△9四歩
▲9六歩△4四歩▲6八角△4二玉
▲3六歩△5三銀▲3五歩△4三銀
▲3四歩△同 銀▲2四歩△同 歩
▲同 角△2五歩▲3三角成△同 桂
▲2二角△8六歩▲同 歩△8八歩
▲同 金△7九角▲7八金△3五角成
▲1一角成△4五桂▲3九香△5七桂成
▲3五香△6七成桂▲同 金△8六飛
▲3四香△8九飛成▲5八玉△5二玉
▲2五飛△4五桂▲5九金△3七歩
▲3九歩△7八龍▲6八銀△7九銀
▲4六歩△6五歩▲同 歩△7三桂
▲2二飛成△4二金▲8三角△6八銀成
▲同 金上△8九龍▲7四角成△6三銀
▲7三馬△6二金▲9一馬

まで79手で先手の勝ち

 

先手:東京大学

後手:私
▲7八飛△3四歩▲6八銀△1四歩
▲1六歩△3三角▲7六歩△4四歩
▲4八玉△3二銀▲7五歩△4三銀
▲3八銀△2二飛▲3九玉△2四歩
▲7四歩△同 歩▲同 飛△2五歩
▲7六飛△7三歩▲5八金左△8二銀
▲7七銀△6二玉▲9六歩△7二玉
▲6六銀△6二金▲6五銀△5二金上
▲6六角△1五歩▲同 歩△同 香
▲1七歩△2六歩▲同 歩△2五歩
▲7七桂△2六歩▲2八歩△2五飛
▲7五角△4五歩▲1六歩△同 香
▲1七歩△4六歩▲1六歩△4七歩成
▲同 銀△1八歩▲3六銀△7七角成
▲同 飛△6五飛▲1八香△4六歩
▲6六歩△5五飛▲5六歩△7五飛
▲同 飛△4七銀▲同 銀△同 歩成
▲同 金△3五桂▲5七金△4六歩
▲5八銀△2七歩成▲同 歩△同 桂成
▲2五飛△1八成桂▲2一飛成△2九成桂
▲同 玉△4五桂▲1一飛△5一香
▲5五桂△3七桂成▲3八歩△2八歩
▲3九玉△3二銀▲2五龍△3六銀
▲3七歩△2五銀▲4四桂△2六角
▲5二桂成△同 金▲5一飛成△1九飛
▲4八玉△5一金▲6四桂△同 歩
▲6三角

まで105手で先手の勝ち

 

先手:私

後手:立命館大学
▲7六歩△3四歩▲6六歩△3三角
▲7八銀△1四歩▲6七銀△2二飛
▲7七角△2四歩▲4八銀△4二銀
▲3六歩△4四歩▲3七銀△4三銀
▲8八飛△6二玉▲8六歩△7二玉
▲8五歩△8二銀▲3八金△6二金
▲5八金△4五歩▲6五歩△5四銀
▲5六銀△5二金上▲4八玉△2五歩
▲3九玉△1五歩▲8四歩△同 歩
▲3三角成△同 桂▲6六角△4三金
▲8四飛△8三歩▲8八飛△7四歩
▲7七桂△2四飛▲9六歩△9四歩
▲4六歩△同 歩▲同 銀△2六歩
▲同 歩△同 飛▲2七歩△2五飛
▲5五銀右△2八歩▲3七桂△2四飛
▲4四歩△4二金▲5四銀△同 歩
▲5一銀△3五歩▲4二銀不成△3六歩
▲4三歩成△3七歩成▲同 金△3六歩
▲5三銀成△7三銀▲6二成銀△同 銀
▲8三飛成△同 玉▲8四歩△7二玉
▲8三金

まで81手で先手の勝ち

 

先手:早稲田大学

後手:私
▲7六歩△3四歩▲2六歩△8八角
▲同 銀△2二銀▲7七銀△6二銀
▲4八銀△3二金▲4六歩△6四歩
▲4七銀△6三銀▲3六歩△7四歩
▲3七桂△3三銀▲7八金△7三桂
▲1六歩△1四歩▲5八金△8一飛
▲2九飛△4二玉▲4八玉△6二金
▲5六歩△8四歩▲6六銀△8五歩
▲7七桂△4四歩▲7五歩△3一玉
▲2五歩△9四歩▲3八玉△2二玉
▲4八金△7五歩▲同 銀△9三角
▲6六銀△7六歩▲5八金△7七歩成
▲同 金△8六歩▲同 歩△6五歩
▲5七銀△同 角成▲同 金△6八銀
▲5八金△7七銀成▲2四歩△同 歩
▲7八歩△7六成銀▲2五歩△同 歩
▲3五歩△2四銀▲5五角△2六桂
▲4八玉△3五銀▲3六歩△同 銀
▲同 銀△3八金▲4七玉△2九金
▲2五桂△3九飛▲4四角△3一玉
▲2六角△2八金▲4八金△2四歩
▲3三歩△2五歩▲3二歩成△同 玉
▲4四角△3五桂▲同 銀△同 歩
▲5五桂△5四銀▲3四歩△4一玉
▲6四桂△5一玉▲7四角△8二飛
▲5二銀△同 金▲同 桂成△同 飛
▲同 角成△同 玉▲8二飛△6二桂
▲4二金△同 玉▲6二飛成

まで111手で先手の勝ち

 

先手:私

後手:九州大学
▲7六歩△3四歩▲6六歩△8四歩
▲6八銀△6二銀▲5六歩△4二玉
▲2六歩△6四歩▲7八金△6三銀
▲2五歩△3二銀▲4八銀△5二金右
▲2四歩△同 歩▲同 飛△2三歩
▲2八飛△3一玉▲5七銀右△5四銀
▲6七銀△4四歩▲3六歩△4五歩
▲6九玉△4三金▲7九玉△7四歩
▲5八金△8五歩▲7七角△9四歩
▲9六歩△7三桂▲3七桂△3三角
▲1六歩△1四歩▲2九飛△8一飛
▲8八玉△8四飛▲3五歩△同 歩
▲4六歩△8六歩▲同 角△同 飛
▲同 歩△4六歩▲5五歩△同 銀
▲4五桂△4七歩成▲3三桂成△同 金
▲7一飛△5七と▲同 金△8七歩
▲同 金△6五桂▲4二歩△5七桂成
▲4一歩成△同 銀▲4二歩△同 玉
▲4三歩△同 金▲2三飛成△3二金
▲5一角△3一玉▲2二金△同 金
▲4三龍

まで81手で先手の勝ち

 

先手:東北大学

後手:私
▲2六歩△8四歩▲2五歩△8五歩
▲7六歩△3二金▲7七角△3四歩
▲6八銀△7七角成▲同 銀△2二銀
▲4八銀△6二銀▲4六歩△6四歩
▲7八金△3三銀▲4七銀△7四歩
▲3六歩△6三銀▲3七桂△7三桂
▲1六歩△1四歩▲5八金△8一飛
▲6八玉△6二金▲5六銀△4二玉
▲9六歩△9四歩▲7九玉△5四銀
▲4七金△4四歩▲6六歩△4一飛
▲4五歩△5二玉▲4四歩△同 銀
▲4六歩△5五銀左▲同 銀△同 銀
▲2四歩△同 歩▲2三銀△同 金
▲3二角△2二金▲4一角成△同 玉
▲8一飛△5二玉▲9一飛成△6五歩
▲3一龍△3三銀▲4五桂△4二銀打
▲7一龍△4四銀上▲5六香△5一角
▲7五歩△6六歩▲5五香△同 銀
▲7四歩△6五桂▲7六銀△7七歩
▲同 桂△同 桂成▲同 金△7五歩
▲7三歩成△同 金▲6五桂△6二角打
▲5三桂右成△同 銀▲同 桂成△同 玉
▲6一龍△7六歩▲同 金△6七歩成
▲5四銀△同 玉▲5二龍△5三桂
▲6五銀△4四玉▲2二龍△6五桂
▲4五金△5三玉▲5五金△4二歩
▲6五金上△7七銀

まで106手で後手の勝ち

 

2022王座戦

 

先手:私

後手:山口大学
▲7六歩△3四歩▲6六歩△6二銀
▲6八銀△6四歩▲7八金△6三銀
▲4八銀△8四歩▲5六歩△3二金
▲2六歩△4一玉▲2五歩△5二金
▲3六歩△5四銀▲6七銀△1四歩
▲5七銀△6二飛▲5八金△7四歩
▲6九玉△7三桂▲7九玉△3三角
▲4六歩△2二銀▲1六歩△3一玉
▲7七桂△6一飛▲9六歩△9四歩
▲8九玉△9二香▲6八金右△6二金
▲3八飛△4二角▲3五歩△同 歩
▲同 飛△2四歩▲5五歩△6三銀
▲5六銀直△2三銀▲6五歩△3四歩
▲3九飛△6五歩▲同 桂△2五歩
▲7三桂成△同 金▲5四歩△2七桂
▲3七飛△1九桂成▲6五桂△6六歩
▲同 角△5四銀▲7三桂成△6六飛
▲同 銀△4八角▲3八飛△5九角成
▲5五歩△6五歩▲7七銀△2九成桂
▲5四歩△3三角▲2四歩△1二銀
▲5三歩成△2二玉▲6二飛△5二歩
▲同 飛成△5一香▲4一龍△5三香
▲4五銀△8五桂▲3四銀△3七歩
▲3一銀△1三玉▲3二龍△2四玉
▲4五金△1五歩▲3三銀不成

まで99手で先手の勝ち

 

先手:静岡大学

後手:私
▲5六歩△3四歩▲5八飛△4二銀
▲5五歩△4四歩▲9六歩△4三銀
▲7六歩△3三角▲3八銀△9四歩
▲1六歩△1四歩▲9七角△6二銀
▲8八角△4二玉▲4八玉△3二玉
▲3九玉△5二金右▲6八銀△8四歩
▲7五歩△6四歩▲2八玉△6三銀
▲5六飛△4五歩▲7七銀△8五歩
▲7八金△4四銀▲7六飛△5五銀
▲8六歩△同 歩▲同 飛△8五歩
▲7六飛△4三金▲6六歩△4二金上
▲6七金△4六歩▲同 歩△同 銀
▲6五歩△3五銀▲6四歩△同 銀
▲7四歩△6五銀▲7三歩成△7六銀
▲8二と△6七銀成▲6一飛△4八歩
▲6七飛成△4九歩成▲同 銀△5九飛
▲3八銀打△8九飛成▲4四歩△同 角
▲4五歩△5五角▲5六歩△3六桂
▲1七玉△8八龍▲2六歩△3九角

まで76手で後手の勝ち

 

先手:山形大学

後手:私
▲7六歩△3四歩▲4八銀△8四歩
▲6六歩△6二銀▲5八金右△6四歩
▲6七金△6三銀▲2六歩△5四銀
▲5六歩△6二飛▲2五歩△3三角
▲5七銀△3二銀▲9六歩△4二玉
▲7八金△3一玉▲1六歩△1四歩
▲3六歩△4五銀▲3八飛△6五歩
▲同 歩△8八角成▲同 銀△2七角
▲3七飛△3六角成▲同 飛△同 銀
▲6八玉△6五飛▲5五歩△2八飛
▲7七玉△2九飛成▲5六銀△6二飛
▲1八角△8五桂▲8六玉△8九龍
▲7九金△同 龍▲同 銀△9四桂
▲9五玉△7七桂成▲8四玉△6四飛

まで56手で後手の勝ち

 

先手:私

後手:北海道大学
▲7六歩△5四歩▲7七角△5二飛
▲6八銀△3四歩▲6六歩△5五歩
▲6七銀△3三角▲4八銀△4二銀
▲3六歩△5三銀▲6八玉△6二玉
▲7八玉△7二玉▲5八金右△8二玉
▲3七銀△6四歩▲4六銀△4四銀
▲8八玉△7二銀▲7八金△9四歩
▲9六歩△3二飛▲9八香△5二金左
▲9九玉△6三金▲8八金△7四歩
▲6八金△7三桂▲7八金右△8四歩
▲5八飛△2四角▲5六歩△同 歩
▲同 飛△9五歩▲同 歩△9七歩
▲同 香△8五桂▲8六角△9七桂成
▲同 金△5一香▲5五歩△8五歩
▲7七角△8三銀▲6五歩△7二金
▲6四歩△同 金▲5九飛△6五金
▲6六歩△5五金▲同 銀△同 銀
▲5六歩△5八歩▲6九飛△5六銀
▲同 銀△同 香▲6五歩△5九歩成
▲5五角△7三銀▲6七飛△9五香
▲9六歩△9八歩▲同 玉△5七香
▲6六飛△5二飛▲7三角成△同 金
▲6四銀△8四銀打▲7三銀成△同 銀
▲6三金△8四角▲7三金△同 玉
▲6四銀△6二玉▲7三銀打△同 角
▲同 銀成△同 玉▲6四歩△6二歩
▲6三金△8四玉▲7三角

まで107手で先手の勝ち

 

先手:東京大学

後手:私
▲7六歩△3四歩▲7五歩△4二玉
▲6八飛△8四歩▲4八玉△8五歩
▲3八玉△3二玉▲2八玉△6二銀
▲3八銀△1四歩▲1六歩△5二金右
▲7八飛△8六歩▲同 歩△同 飛
▲2二角成△同 銀▲8八銀△6四歩
▲8七歩△8四飛▲7六飛△6三銀
▲7八金△3三銀▲7七銀△2二玉
▲8六飛△8五歩▲7六飛△3二金
▲6六銀△9四歩▲5五銀△9五歩
▲7七桂△2四歩▲6六飛△5四歩
▲4六銀△7四歩▲同 歩△同 飛
▲8三角△7五飛▲7六歩△7一飛
▲5六角成△4四歩▲8三馬△4一飛
▲3六歩△4五歩▲3七銀引△5五角
▲5六馬△4四銀▲7五歩△6六角
▲同 歩△8六歩▲6五歩△8九飛
▲8五角△7三桂▲6三角成△同 金
▲5二銀△8一飛▲6三銀不成△8七歩成
▲5四銀成△3三銀▲3五歩△7八と
▲5五馬△4三金打▲3四歩△同 金
▲4三金△同 金▲同 成銀△3二金
▲5四金△4三金▲同 金△3二銀
▲5四金△4三銀▲同 金△3二金
▲5四銀△4三金▲同 銀不成△2三角
▲3四銀成△同 角▲3五金△4三銀
▲3四金△同 銀右▲3五歩△4三銀
▲3四金△3二金▲4三金△同 金
▲3四銀△3二金▲4三銀成△同 金
▲3四金△3二金▲4三金△同 金
▲3四金△3二金▲4三金△同 金
▲3四金△3二金▲4三金△同 金

まで128手で千日手

 

先手:私

後手:東京大学
▲7六歩△3四歩▲6六歩△3五歩
▲7八銀△3二飛▲7七角△6二玉
▲6七銀△5二金左▲8八飛△3六歩
▲同 歩△同 飛▲8六歩△3四飛
▲8五歩△4二銀▲2八銀△3三銀
▲4八玉△2四歩▲3七歩△2五歩
▲3八玉△2四飛▲4八金△7二玉
▲5八金上△4四銀▲6五歩△3三角
▲8四歩△同 歩▲同 飛△8三歩
▲8五飛△8二銀▲3六歩△2六歩
▲同 歩△同 飛▲3七金△2四飛
▲2六歩△9四歩▲2七銀△9三銀
▲8八飛△8四銀▲4六歩△1四歩
▲1六歩△6二金上▲5六歩△5四歩
▲4七金上△5五歩▲4五歩△同 銀
▲5五歩△4四角▲5六銀△3三桂
▲4五銀△同 桂▲4六金右△3七歩
▲同 桂△同 桂成▲同 金△5四桂
▲4五金△6六銀▲8六角△5六歩
▲5四金△5七歩成▲8五歩△9五銀
▲3一角成△2二角▲同 馬△同 飛
▲6四歩△7四角▲4七歩△2五歩
▲同 歩△同 飛▲2六歩△4七と
▲同 金△4五飛▲4八歩△5七銀成
▲3九桂△5六歩▲7五歩△6五角
▲6三歩成△同 金左▲6四桂△同 金
▲同 金△7六角▲6三歩△同 金
▲6一銀

まで109手で先手の勝ち

 

先手:私

後手:早稲田大学
▲7六歩△3四歩▲6六歩△8四歩
▲6八銀△8五歩▲7七角△6二銀
▲5六歩△5二金右▲2六歩△3二銀
▲2五歩△3三銀▲7八金△5四歩
▲4八銀△3二金▲6七銀△3一角
▲3六歩△4一玉▲5八金△7四歩
▲3七桂△6四角▲6八角△4四歩
▲4六歩△3一玉▲4七銀△5三銀
▲2九飛△1四歩▲1六歩△2二玉
▲9六歩△9四歩▲4八金△4二銀右
▲5八玉△4三銀▲7七桂△7三角
▲8九飛△6四角▲6五歩△4二角
▲2九飛△7五歩▲同 歩△同 角
▲7六歩△4二角▲4五歩△同 歩
▲同 桂△4四銀左▲2四歩△同 歩
▲同 角△同 角▲同 飛△2三歩
▲2九飛△7五歩▲6六角△7六歩
▲同 銀△5五歩▲4六歩△8六歩
▲同 歩△同 飛▲8七金△8二飛
▲8六歩△7二飛▲7五歩△5四銀
▲3五歩△4三金右▲3四歩△3五歩
▲3三歩成△同 桂▲同 桂成△同 金寄
▲1五歩△同 歩▲1三歩△同 香
▲2五桂△3四金▲3三歩△4二金
▲1三桂成△同 玉▲1五香△2二玉
▲4五香△同 銀右▲同 歩△5四桂
▲4四歩△6六桂▲6八玉△2四香
▲4九飛△4四金▲6七銀△7六歩
▲同 金△2七角▲8九飛△1六角成
▲6六金△1五馬▲5八金△7六歩
▲同 銀△5四桂▲5五金△6六香
▲6七銀打△5五金▲同 歩△5七歩
▲同 金△8八歩▲1九飛△1八歩
▲同 飛△5九角▲7八玉△1七歩
▲同 飛△8九歩成▲同 玉△7七角成
▲8八銀△6七香成▲同 銀△7五飛
▲7七銀△同 飛成▲3二金△同 金
▲同 歩成△同 玉▲3三歩△4二玉
▲4三歩△5一玉▲4二歩成△同 玉
▲4五香△5一玉

まで158手で後手の勝ち

 

先手:立命館大学

後手:私
▲7六歩△3四歩▲6六歩△6二銀
▲6八銀△4二玉▲6七銀△6四歩
▲6八飛△6三銀▲4八玉△3二玉
▲3八玉△5四銀▲2八玉△3三角
▲3八銀△6二飛▲7七角△2二玉
▲5六銀△1二香▲4六歩△1一玉
▲5八金左△2二銀▲3六歩△3一金
▲4七金△5一金▲3七桂△4一金右
▲1六歩△1四歩▲2六歩△7四歩
▲8六角△8四歩▲2七銀△8五歩
▲9五角△7二飛▲2五桂△5一角
▲同 角成△同 金▲6五歩△同 歩
▲6四角△4四角▲9一角成△9九角成
▲8一馬△5二飛▲3八金△8九馬
▲5五香△2四歩▲5四香△同 歩
▲6五飛△5五歩▲同 銀△2三香
▲5四銀△4二金右▲6一飛成△5一歩
▲5六歩△8八馬▲5五桂△4一香
▲4五銀△2五歩▲同 歩△3三金
▲3五歩△4四歩▲3四銀△同 金
▲同 歩△4五歩▲3六金△4四桂
▲3五金△5六桂▲6六歩△4六歩
▲4二歩△4七歩成▲同 金△5五飛
▲4一歩成△3五飛▲3一と△3九銀
▲1七玉△3一銀▲5四馬△3二桂
▲3七香△7九馬▲3五香△同 馬
▲2六金△3四馬▲5一龍△1五歩
▲同 歩△1六歩▲同 銀△3五金
▲3一龍△2六金▲同 玉△2五香
▲3七玉△3六歩▲同 金△4八銀不成
▲4六玉

まで121手で先手の勝ち

 

先手:金沢大学

後手:私
▲2六歩△8四歩▲2五歩△8五歩
▲7六歩△3二金▲7七角△3四歩
▲6八銀△7七角成▲同 銀△2二銀
▲4八銀△6二銀▲3六歩△6四歩
▲4六歩△6三銀▲7八金△3三銀
▲4七銀△4二玉▲6八玉△7四歩
▲9六歩△9四歩▲3七桂△1四歩
▲5六銀△1五歩▲5八金△7三桂
▲6六歩△8一飛▲7九玉△6二金
▲8八玉△5四銀▲6八金右△6五歩
▲4五銀△5五銀▲5六銀△4六銀
▲6四角△3七銀不成▲同 角△9五歩
▲同 歩△9七歩▲同 香△6六歩
▲6四銀△8四角▲6三歩△7二金
▲7五歩△5二桂▲7三銀不成△同 角
▲同 角成△同 金▲6二歩成△6四桂
▲6五銀△8六歩▲同 歩△3七角
▲7四歩△8四金▲2七飛△5五角成
▲6四銀△同 馬▲7六桂△6五馬
▲6三角△8三飛▲8四桂△3一玉
▲5六金△6四馬▲7二角成△8四飛
▲7六桂△1九馬▲8四桂△3八銀
▲8一飛△2二玉▲4四歩△2七銀成
▲4三歩成△同 金▲6三馬△4九飛
▲6九歩△6七歩成▲4四歩△7八と
▲同 金△4四金▲4一馬△1三玉
▲3二馬△1二銀▲2一飛成△同 銀
▲3三馬△2二金▲1五馬△6九飛成
▲1四銀△1二玉▲2四歩△7五桂
▲2三歩成△同 金▲同 銀成△同 玉
▲2四歩△3二玉▲7九金打△8七歩
▲9八玉△7九龍▲同 金△1五香
▲1三飛△4八飛▲6八歩△7六角
▲2三飛成△3一玉▲3三龍△3二銀
▲2三桂△2一玉▲7六銀△8八金
▲同 金△同 歩成▲同 玉△6八飛成
▲7八金△7九銀▲9九玉△8八金
▲同 金△同 銀成

まで150手で後手の勝ち

 

先手:私

後手:九州大学
▲7六歩△8四歩▲6八銀△6二銀
▲5六歩△5四歩▲2六歩△3二金
▲2五歩△5三銀▲7八金△4一玉
▲4八銀△8五歩▲6六歩△7四歩
▲6七銀△4二銀上▲5八金△3四歩
▲3六歩△8六歩▲同 歩△同 飛
▲8七歩△8四飛▲3七桂△7三桂
▲2四歩△同 歩▲同 飛△2三歩
▲2九飛△5二金▲4六歩△4四歩
▲4七銀△4三銀▲9六歩△9四歩
▲1六歩△1四歩▲7九角△6四歩
▲5七角△6三金▲7七桂△8二飛
▲4八玉△3三角▲4五歩△3一玉
▲4四歩△同 銀右▲4五歩△5三銀
▲4六銀△6五歩▲同 桂△同 桂
▲同 歩△6四歩▲同 歩△同 金
▲4四桂△2二金▲4七金△6三桂
▲3五歩△5五歩▲3四歩△同 銀
▲3五銀△同 銀▲同 角△4四銀
▲同 角△5六歩▲同 銀△4六歩
▲同 金△5四桂▲3三角成△同 金
▲7三角△4六桂▲6四角成△4二飛
▲4六馬△5五歩▲5三銀

まで91手で先手の時間切れ勝ち